聖護院 京極のブログ

天と地の間に新しいことなし(ことわざ)・・・人間の行動は今も昔も変わってはいない

禁断の快楽 耳掃除

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画像・記事ともにGIZMOZO

 

まじでやめよう耳掃除。米医学会が声を枯らして警告

発表の要点は次のとおりです。

 

・耳掃除のやり過ぎには注意。


・綿棒のような細いものを耳に入れないこと。耳垢を奥まで押し込んで、栓塞悪化や炎症を招いてしまうので。


・痛み、難聴、耳が詰まる症状がある場合は、耳垢が原因とは限らないため、医師に診てもらうこと。


・大体の人は耳掃除は不要。必要な体質の人は正しい手入れに個人差があるため、医師に相談すること。


・ろうそくで耳掃除(イヤーキャンドル)は禁止。耳垢除去の効果はないうえ、外耳道と鼓膜を傷めてしまうため。


https://www.gizmodo.jp/2017/01/doctors-seriously-stop-sticking-q-tips-in-your-ears.html

 

この記事のまとめは、上記の通りです。

一番下の『ろうそくで耳掃除(イヤーキャンドル)』は初めて聞く方もあると思います。わたしもそうですが。現在日本でも売られているのです。ネットで検索すれば相当数がヒットします。

ネットでの説明を下記に示します。

 

 

■ イヤーキャンドルとは

自然でユニークな技法により、耳の奥の汚れを取り除きます。イヤーキャンドル(耳ろうそく)と呼ばれる細い筒を耳に差し、耳の中の汚れを酸化、蒸発させながら真空になった筒内に耳垢を吸い上げます。イヤーキャンドルは、100%天然の綿モスリンで出来た布に特別な蝋をつけたもので、外耳道を傷つけることなく、安全に汚れを取ります。難聴、不眠、頭痛、喉の痛みに効果があり、緊張を和らげリラックスの効果もあります。』 

 

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イヤーキャンドル 画像出典:Partenza

 

ということらしいです。バリ島に行けばやっているそうです。大体、両耳で40分くらい。料金は60分で日本円で4,000円程度らしいです。まあ、耳垢を吸い上げる効能より、ロウソクの蝋(ろう)が穴から耳の中に落ちる危険性があります。それで、この記事はノーを言っているのでしょうね。

 

実際には、殆ど耳垢を吸い上げる効果はないようです。

 

 

■ 耳掃除の理由

耳の穴が痒くなるため、耳穴を掻くということは書いてありません。単に耳掃除となっています。少なくとも私自身は、何でもない時に急に耳が痒(かゆ)くなるって言うことがあります。耳が痒いといっても、外見上見えている部分ではなく、耳穴(みみあな)の中の話です。掻き出すと、他の皮膚と同じことで、ちょっとだけでは済まず、更に搔きたくなってしまいます。

 

そこで、綿棒や耳掻きなどで心ゆくまで掻いてしまいます。ちょと搔きすぎて、最後は痛くなることだってあります。満足すると『うー、メンボー♫』なんて口付さんだりすることも。

 

わたしは、殆ど毎日搔きたくなります。痒い訳ではないのですが、痒くなりそうな予感というかムズムズ感がしてくるのです。

 

でも、

 

これは本当はやっちゃ行けないことなのですね。他の記事ででも見知っていました。しかし、痛いのを辛抱するのより、ある意味痒(かゆ)いのを辛抱するほうが辛いことはありますね。わたしの耳掃除は、この耳掻きで同時に出来ている訳ですので綺麗な耳穴です。

 

耳に溜まった「耳垢(みみあか)」、「ゴミ」あるいは「耳くそ」は一体何なのでしょうか。その正体はなんでしょうか?

 

そこでネットで見てみますと、やっぱり耳掃除はしない方が良いのですね。

 

 

■ 耳垢とは

耳垢について調べてみました。

 

耳垢(みみあか)出典:梅岡耳鼻咽喉科クリニック

耳垢(みみあか)は、医学的には「じこう」と読みます。
耳垢と聞くと皆さんは、耳から出る排泄物といったイメージを持つと思いますが、実は、耳の保護のためにあるとの説もあります。
その説によれば、耳垢の本来の目的は外耳道を清潔に保つことで、ほこりや汚れから鼓膜を守るだけでなく、抗菌性もあって外耳道の表面を保護しているというのです。

また、耳垢は外耳道でも入り口に近い部分だけにできますから、食事をしたり、おしゃべりをしたりして顎(あご)を動かすことで、外耳道から自然に外に出ていくようになっています。
つまり、古くなって不必要となった耳垢は自然に排出されるので、基本的には頻繁に耳掃除はしなくていいのです。』

 

説明文の最後の部分、『古くなって不必要となった耳垢は自然に排出されるので、基本的には頻繁に耳掃除はしなくていいのです。』ですが、寝ていて朝起きたら、枕に大きいのが出ていたとか、外出先で出かかっているのを人に指摘されたなどということはないのでしょうか。中で取れかかって、ガサガサ鳴るとかが、仕事中などになるのも嫌ですね。

 

外出先で、例えば仕事場で同僚などから

「あなた、おおきな耳垢(みみあか)が出かかっていますことよ」

などと指摘されたら、その場で死んでしまいたくなると思うのですが、、、