聖護院 京極のブログ

天と地の間に新しいことなし(ことわざ)・・・人間の行動は今も昔も変わってはいない

ガラケーは使い続けることが出来る

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ドコモ2G(ガラケー)画像出典:ITmedia


 

ガラケーは使い続けることが出来る

なぜガラケーと呼ばれるかは、現在ガラケーを使っている人はもちろんご存知でしょうが、復習してみましょう。

 

■ ガラケーとは何か?

『「ガラパゴス携帯の略」とある。          以下色付き文字部分出典:ジャパンナレッジ

ガラパゴス携帯」の項目には、「ガラパゴス化した携帯電話」とあり、「日本独自の市場で特殊な多機能化が進んだフィーチャーホンなどの携帯電話を指す。また、マルチタッチ式のスマートホンに対し、従来からあるボタン式の携帯電話を指していうこともある。」と書かれている。また、「ガラパゴス化」の項目には、「(ガラパゴス諸島の生物進化のように)周囲とは懸け離れた、独自の進化をすること。特に、IT技術やインフラ、サービスなどが国際規格とは違う方向で発達すること。日本の携帯電話など、高度で多機能であるが特殊化されていて世界市場では売りにくいものについていう。」と記載がある。

『今こそはじめたい!スマートフォン』によると、「ガラケー」とは、「ガラパゴスケータイ」の略で、「日本独自の進化を遂げた国内メーカー製のケータイのこと」と記載されている。「日本のケータイは、海外の動向に関係なく独自の進化をしてきたわけです。それを独自の進化を遂げた生物が多くすむガラパゴス諸島になぞらえガラケーと呼ばれるようになりました。」と説明がある。』

 

おわかりいただけたでしょうか?チャールズ・ダーウィンの進化論で有名なガラパゴス諸島に諸島独自の進化を遂げた生き物と、日本のOS(オペレーティングシステム=基本ソフトウェア)で開発され、日本独自の進化を遂げた携帯のことをもじったのですね。ガラパゴス携帯』で、略して『ガラケー』と呼ばれるものなのです

 

そのガラケーをまだ使っている人は、もう少しすれば使えなくなる、ガラケーのサービスの携帯がなくなると心配して、あんまり気が進まないのだが、スマホに替えるかなあと悩んでいませんか?それも悪くはありませんが、ちょっと待ってください。

 

実は、ガラケーは使い続けることが出来るんです。

 

『えー、マジでー。ホンマかー?』

 

ただし、あなたのお使いの3Gガラケーである場合は、4Gガラケーに乗り換える必要があります。そこは、自身で確認してくださいね。

 

 

■ 3Gガラケーは終了

現在3Gガラケーのサービスは下記の日をもって終了します。(3Gとは第三世代通信規格のこと)

① docomo  ☛ 2026年3月31日

② au    ☛ 2022年3月31日

③ Softbank   ☛ 2024年1月下旬

 

あなたが、現在4Gガラケーをお使いなら何も心配はいりません。上に記載の期日が来てもそのまま使い続けることができます。再度書きますが、ガラケーで3Gのもののサービスが終了するのです。

 

では、3Gガラケーとはどういうものでしょうか?

3Gガラケーは日本の大手キャリアが日本独自のOS(オペレーティングシステム=基本ソフトウェア)で作り込んだ通信手段です。したがって、下記のように大手キャリアがそれぞれに共通性がありません。

 

 

■ 各キャリアの現在の3Gガラパゴス携帯のブランド(前記の期日で終了)

キャリア      3Gブランド名   

① docomo    ☛ Foma(iモード) 

② au            ☛ cdma1X(win)  

③ Softbank        ☛ Softbank3G             

 

 

■ 4Gガラケーなら使い続けられる

本当は3Gまでをガラケーと呼ぶのが正しいのですが、携帯の形が4Gであっても3Gガラケーと見分けがつきません。それで敢て4Gガラケーとしました。又は、「ガラホ―」とか「アンドロイド携帯」などとも言います。代金は大体3万円程度からです。

 

要は、下記のように4Gブランドに移行した携帯である4Gガラケーであれば使い続けることが出来ます。あなたのガラケーを確認してくださいね。どこかに3Gや下記の3Gブランド名の表示があれば、前記の通りの終了してしまします。

 

キャリア      3Gブランド名    → 4Ḡブランド名

① docomo    ☛ Foma(iモード)   → Xi(spモード)

② au            ☛ cdma1X(win)   →au 4ḠLTE

③ Softbank        ☛ Softbank3G               → Softbank4G  4GLTE

 

 

 

■ 4GガラケーのOSはアンドロイド

4GガラケーのOS(オペレーティングシステム=基本ソフトウェア)がアンドロイドで出来ていますので、携帯の形が3Gガラケー風になっていても4Gであれば、今までの通り使いづづけることが出来ます。その携帯の形は殆ど変わりませんので、3Gガラケーの慣れ親しんだ人も、違和感なしに使い続けることが出来ます。

 

アンドロイドはアップルのスマホ以外は、すべてのスマホにOSとして使われています。サムスンもSonyもソフトバンク、ドコモ、そのほかのスマホメーカーも全てです。アンドロイドの産みの親はGoogleですね。

 

形がどうであれOSがアンドロイドなら、使い続けることが可能です。日本においては、ガラケーの形であってもOSがアンドロイドタイプなら問題はないわけですね。

 

 

■ 料金プランの呼び分け方

スマホの料金プランは ⇒ 単に「料金プラン」と呼びます。

ケータイの料金プランは ⇒ わざわざ「ケータイ用料金プラン」と呼びます。

業界の人は呼び分けていますので、知っているといいかも知れません。

 

 

■ ショップでは断固4Gガラケーガラホ― または アンドロイド携帯)と主張を

今まで使い続けてきた3Gガラケーを4Gガラケーに変えようと、ショップに行ったら、店員さんから

 

『これをきっかけに、スマホ(スマートホン)にしませんか?いろいろなことが出来ますよ』

 などと勧められることは必定(ひつじょう)です。素敵なお姉さんが勧めてくれると、ついその気になって本当は4Gガラケーが欲しいと思っていたものが、スマホになってしまった、ということはよくある話です。従って、いくら勧められても断固4Gガラケーを死守してほしいと思います。

 

勿論、スマホも悪くはありませんが、あまり活用することがなければ、不要でしょう。それにバッテリーの持ちが断然4Gガラケーは長持ちしますしね。

 

 

■ もうすぐ5Gの時代が来る

もうすぐ5Gの時代が来ます。というものの、世界のどこもこれからです。韓国が一番乗りといっていたものは、4Gに毛が生えたような代物でした。まだまだ、5Gは先ですが後数年後には、かなり普及しそうです。

 

 

■ 4Gガラケーガラホ― または アンドロイド携帯)

使い続けることが出来る4Gガラケーで、LINEを考えていられる方は、対応している機種を選んでください。LINEは今でも有力なメールのやり取りとして使われていますが、最近は若い人が離れが激しく、集会や仲間の情報などには使われることがありますが、それ以外では殆ど顧みられなくなりました。若い人の心は移ろいやすく、LINEの会社としての業績は苦境にあります。

 

最後に料金プランについては、docomo、au、Softbankともそれぞれに良いところもあれば、こちらにあってあちらにないなど、まちまちです。一般的なプランで選べば、料金に差は殆どありません。

3大キャリアのどの点が自分自身の使い勝手に合うのかよく比較検討してくださいね。