聖護院 京極のブログ

天と地の間に新しいことなし(ことわざ)・・・人間の行動は今も昔も変わってはいない

アニメ「ゴルゴ13」

画像出典:さいとうプロ

ネットで会員になれば、映画の一部が見放題というのがあって、娘がそれに加入しています。わたしのパソコンで見ることが出来るようにしました。勿論、居間のテレビでも同時に違う映画を見ることも可能です。

そのシステム自体はわたしはよく理解していませんが、内外の映画やアニメが見られるので、重宝しています。

 

テレビを見ない分、外国映画や日本映画も面白そうなのはよく見ています。

 

■ アニメ「ゴルゴ13

そこでは、アニメの「ゴルゴ13(さいとうたかおプロ)」シリーズ全話見ました。ビックコミックに連載され始めて数年からのファンで、立ち読みや分厚い何話かの特集本も買いました。が、これまで見逃した話数の方が多いくらいです。

 

Wikipediaを引用します。

 

ゴルゴ13』(ゴルゴサーティーン)は、さいとう・たかを/さいとう・プロダクションによる日本劇画1968年昭和43年)11月から小学館ビッグコミック』にて連載中。超一流のスナイパー(狙撃手)・暗殺者「ゴルゴ13」ことデューク東郷の活躍を描く劇画である。

リイド社より発売される単行本(SPコミックス)の刊行数は単一漫画シリーズとしては世界一となる204巻を数え[3]、2021年(令和3年)7月にギネス世界記録に認定された[4]。同年3月時点でシリーズ累計発行部数は3億部を突破している[5]

連載継続中の漫画としては日本で4番目の長寿漫画[6][7][注 1]である。 また、さいとう自身の手による連載期間は2021(令和3年)年10月掲載分までの52年11か月となったが、この数字は同一作家による連載漫画としては日本で4番目の長さとなる。

 

 

例に漏れず、社会が移り替わり何十年と言う年月の変遷があっても、主人公は歳を重ねることも無く、完全無比な思考、強靭な肉体と視力は相変わらずの活躍ぶりです。世界一のスナイパー(殺し屋)が、老いて仕事の依頼が受けられないようになる話では、本は売れずアニメも見られないということになるのは非を見るより明らかですから当然でしょうが。

 

市販の漫画本でのわたしの知っているゴルゴ13は依頼主と話すときは、タバコを吸っていました。そして、狙撃依頼を受けた時には、吸殻を中指でピンと撥ねて飛ばします。それがまたかっこいいという訳でわたしもタバコを吸っていたころには真似たものです。

 

最初は中指で撥ねるとタバコの包み紙が破けて、火が自分に降りかかるというような惨事が幾度かありましたが、次第にうまく行くようになりました。しかし、わたしはゴルゴ13より早く禁煙しましたが。

 

■ ゴルゴ13はタバコをやめた

アニメ中で「ゴルゴ13」がタバコを一本も吸う画面は見ませんでした。

意図して吸わないことになったのは、社会的規範で製作者が意趣替えしたのでしょうか。ゴルゴ13が、健康上の理由で自主的に止めたのかも知れませんが。

 

うーん、個人的にはタバコを吸いながらゴルゴ13が、狙撃依頼を聞く場面や一人ホテルの窓際に立って吸う姿は好きだったのでとても残念な気がします。さりとて、ゴルゴ13が携帯用灰皿を持って、そこで吸ったタバコの火を消すというのも無様です。

 

まあ、時代の要請する規範や風潮はアニメにも色濃く入り込んでいると感じた次第です。ゴルゴ13はいつもながら面白かったことは、付け加えておきます。また、ゴルゴ13の声優さんには、舘ひろし氏がされていて、最初は違和感がありましたが次第に、慣れてピッタリかなと思えるようになりました。