聖護院 京極のブログ

天と地の間に新しいことなし(ことわざ)・・・人間の行動は今も昔も変わってはいない

早期にリタイアして日々を楽しむ

 

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画像出典:business insider



昨年12月、下のような記事をネットで見かけました。わたしの考えと実践してきたこととほぼ合致していたので、記憶に鮮明です。

 

誰でも、

『働くのは好きか?』

と聞かれれば、

『好きじゃないけど、働かなくては食っていけないから』

と答える人が殆どであろうかと思います。

 

働き始めて、70歳になっても働き続けなければならないと思えば、厭になるというものです。若いうちならそのうちに、大い金を掴んでやるとか、そんな歳になっても働いてもどうってことない、と思えるかもしれません。が、大い金などそうやすやすと手にできるはずもありません。

 

若いうちには、自身があった体力もすり減ってしまって、

『疲れたー』となるのが落ちです。

 

 

■ 若いうちに貯める

従って、出来るだけ若いうちにあらゆる手段で貯める。ただし、違法不法は厳禁ですよ。これが早期に仕事から解放されて好きなことを、多少の生活の不自由があるものの、ゆったり生きられる道であろう、と考えて実践してきました。そして、それは叶いました。

 

 

■ 若い時は二度とない

若い時は二度とないと思うと、若い時には遊んだり、し好に走ったりして、散財しがちです。その考えを否定するつもりはありません。ただ、お金が無くなったからといって、誰かが助けてくれるということはまずありません。どんな親切な人でも、親しい友人でもそれは断って来る筈です。

一度おカネを貸すと、必ずまたしても、貸してくれと言ってくるものです。その時、断固断るとしても

『前は貸してくれたじゃあないか?今度は何故だめなのか?生活に支障が出るほどにとは言わんから。な、な。』

となります。おカネは誰も貸さないと思わねばなりません。

親の遺産がガッポリある人は、そんな心配はありませんが。

 

 

■ 若い時こそ貯蓄を

若い時こそ貯蓄をすべき時です。一番、貯蓄ができる時期(とき)でもあります。

喉が渇いたら、自販機で一本。小腹が空いたら、コンビニでおにぎり。ちょこちょこ使うお金も一か月にすれば、結構な金額です。スマホやゲーム代なども無料のWi-Fiを使い、ゲームも有料はやめるべきです、いわゆる『つもり預金』をしましょう。

 

『そんなこと節約して、みみっちい生活なんぞしたって、カネは残らんわい』

という言葉も聞こえて来そうです。しかし、このちまちました節約は若い時にしなければ、歳をとってからしなければならなくなるだけのことです。歳をとってからのみみっちい生活は惨めですよ。

 

ただ、下の記事の様に、節約しすぎて食べるものも二品だけというのは、行き過ぎの感なきにしも非ず、ですが、基本はこの通りです。

 

では、記事です。

 

年収3000万円でも米と豆だけを食べて収入の70%を貯金! 早期リタイアのために支出を切り詰める人が増加中

2019年12月22日 記事出典:business insider (ビジネス インサイダー)

 

激しい出世競争から逃れるためなら、何でもするという人もいる。

年収27万ドル(約3000万円)のマンハッタンの企業弁護士ダニエルさん(36)もその1人だ。ダニエルさんは、高い税金を避けてニュージャージー州に住み、米と豆だけを食べ、職場には毎日同じスーツで通い、冬は暖房を入れる代わりに重ね着をするなどして、収入の70%を貯金し、早期退職しようと考えていると、ニューヨーク・ポストに語った。

 

この作戦はうまくいっている。ダニエルさんはすでに40万ドル以上を貯め、3年後にリタイアする予定だという。

 

ダニエルさんの他にも、ニューヨーク・ポストが取材した年収6桁の人々は、同じような目標を持ち、外で飲み物を買わないといったことから壊れた靴を履き続けるといったことまで、目標達成の妨げになる全てを止めているという。

 

彼らは皆、20年前に出版された『Your Money or Your Life』で人気となった、経済的独立と早期退職を目指すFIREムーブメントに加わりたいと望んでいる。同紙によると、何も新しいことはないが、ミレニアル世代はますますこうしたコミュニティーに興味を持つようになっているという。

 

 

少ないお金でやりくりすることが、リタイア後の順調な生活につながる

少ないお金で満足し、ライフスタイル・インフレーションに陥らないことが、リタイア後の順調な生活への近道だ。

「The Money Habit」というお金の管理に関するブログを運営するJ・P・リビングストン氏は、28歳でリタイアするまでに200万ドル以上を貯めた。リビングストン氏は大学卒業後、マンハッタンで金融関係の仕事に就き、その年収は10万ドルだったと、Business Insiderに語っている。


早期リタイアをすると決めた同氏は、手取りの70%を貯金に回すことにした。同氏はさらに質素倹約しようと、オンライン広告サイトのクレイグリストで家具を購入し、その収入に比べてかなり控えめな生活を選んだ —— アッパー・イースト・サイドにある家賃1050ドル(ニューヨーカーの目から見ると、これはかなり手頃な家賃だ)のエレベーターなしの3階建てマンションでルームシェアをした。


だが、伝統的に高い給与が期待できる仕事に就いていなくても、質素な生活を送ることで早期リタイアを実現することは可能だ。Business Insiderが以前報じた、30代前半で100万ドルを貯め、公立学校の教師の仕事を辞めたオルソン夫妻の場合、収入の75%を貯金に回し、広さ400平方フィート(約37平方メートル)の部屋に住み、年間支出を約2万ドルに抑えていた。

 

早期リタイアの目標にかかわらず、質素倹約は富を築くカギだ。

ウォーレン・バフェット氏は現在の価値にして27万6700ドルで買ったネブラスカ州オマハの控えめな家に今も住んでいるし、リチャード・ブランソン氏も倹約家として知られている。

 

Affluent Market Instituteの研究ディレクターで、アメリカに住む600人以上のミリオネアを調査した『The Next Millionaire Next Door: Enduring Strategies for Building Wealth』の著者でもあるサラ・スタンリー・ファロー(Sarah Stanley Fallaw)氏によると、質素なライフスタイルがそもそもミリオネアが裕福になる助けになっているという。

 

ファロー氏はミリオネアの特徴を研究し、「ウェルス・ファクター」と呼ぶ、実際の年齢や収入に関係なくそのポテンシャルに関わる6つの行動を特定した。その1つが、貯金に力を入れ、支出を減らし、予算を守る質素倹約だ。

 

ファロー氏は、「収入以上にお金を使ったり、リタイアに備えて貯金をする代わりにお金を使ったり、自分はお金持ちになるだろうと期待してお金を使っていると、例え収入レベルが非常に高くても、給与の奴隷になってしまう」と書いている。

 

(全文を引用 サイトは下記です。

https://www.businessinsider.jp/post-204291

 

 こんな人がいっぱいになると、国のGDPは成長しないか、マイナスになるのが落ちですが、いっぱいにならないから、大丈夫でしょう。