聖護院 京極のブログ

天と地の間に新しいことなし(ことわざ)・・・人間の行動は今も昔も変わってはいない

一日の内での株の買い時

 

 

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画像出典:幻冬舎


一日の内で、どの時間帯が株を売買するのに適しているか?

と、言えば次のようになります。売りの場合は、この逆になります。

 

ここでは、株式の相場が大荒れである場合は想定していません。例えば、暴落時のような時には、まったく当てはまりませんが、やや軟調相場であったり、強気相場である時には、役に立つと思います。

 

買いを入れようとする株は、無論業績の良いものであることを前提にしています。株式市場では、常にテーマを求めて動いていますので、人気が出ているからと言って、業績がそれほどでもないのにテーマとして取り上げられていることが、実に多いものです。

 

株式市場のテーマとは、常に動くゴールであると思ってほしい。

 

 

 

 

■ 一日の時間別買い時

 

① 午前

午前10時半前後です。

相場が割と堅調な時などは、特にこの傾向が出ます。株式市場が開くと、総じてわーと上がります。しかし、次第に勢いは鈍化し、10時半前後には、材料などに特段のない銘柄は前日比をわずかに上回る、あるいは値を下げる程度に落ち着いて、午前の最大の買い場の時間となります。

 

午前10時半まで、お目当ての株が、どんどん上昇して、とても10時半頃になってでは安く買えるはずがない、と思えることがあります。そんな時まで待ってられるか!となると思いますが、ここは「忍」の一文字です。どんな銘柄でも特別の材料がない限りは、必ず押し目が出てくるものです。

 

それを待つのです。前日比がわずかにプラス、あるいは少しマイナス圏に落ち込んだ時は、ここで買いを入れます。

 

もし、このような押し目が出なければ、午後の買い時まで待ちます。

 

 

■ 押し目とは

株価の上昇が続く銘柄でも、一本調子で上がり続けているわけではありません。 アップダウンを繰り返し、上値と下値を切り上げながら上昇していきます。 押し目とは、上昇トレンドにある株価が一時的に下落することをいいます。

 

 

 

② 午後

午後1時半前後です。

午後は12時半から取引開始ですが、午前中の取引で比較的波乱がない市場でしたら、上げ気味に始まります。この辺は、午前中の取引開始時とよく似ています。午前中と同じように、後場開始時にお目当ての株を買ってはいけません。

 

買うべきは、1時半前後です。できれば少し回ったほうが確実です。午後の押し目です。

 

ここでも押し目らしいものが出ないときは、無理をしないで後日にします。お目当ての株が、放っておいたらどんどん上がって、買えなくなると思いがちですが、よほどの材料がなければ、業績が良くても下がる(押し目をつくる)ことはいくらでもありますから、高値掴みになりがちな、深追いをしてはいけません。

 

一度、銘柄を買ってしまうと、損切りするか上がるのを待つかしかありませんから。