聖護院 京極のブログ

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習近平国家主席入院 脳動脈瘤か

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画像出典:Wikipedia

 

動乱の2021に入りそうな予感がするニュースがありました。

 

習近平氏が脳動脈瘤(のうどみゃくりゅう)で入院したというものです。これは、YouTubeで配信されている、中国語の時事番組チャンネル「路徳社」が発信したもので、入院は確認されているとされています。

 

どこまで信用してよいものかは、不明ですが年末になり事実なら大ニュースではあります。

 

■ 入院前

習近平氏は、入院前に「国家緊急危機管理室」を設置し、3-4人を指名したとされましたが、この中に中国共産党中央委員会の6人の常任委員は含まれていないとのことです。

 

 

動脈瘤とは「doctor file」からの抜粋引用によりますと次のようになります。抜粋ですので全文ではありません。

概要

脳内の動脈の一部が、こぶのように膨らんだ病気を脳動脈瘤と呼びます。脳動脈瘤が破裂してしまうと、くも膜下出血という死亡率の高い深刻な病気を引き起こします。命が助かったとしても重い後遺症が残ることも多く、社会復帰できる確率は3分の1といわれます。

 

原因

脳の動脈にこぶができる理由は、まだ、明確にはわかっていません。高血圧、血流分布の異常、あるいは喫煙や遺伝的な要因などによって、血管壁にストレスがかかり、慢性的な炎症などを起こして血管壁が変形するのではないかと推測されています。

 

症状

未破裂の動脈瘤は、自覚症状のない場合が多いのですが、頭痛やめまいなどの症状が出て、MRIやCT検査の検査で見つかることがあります。ものが二重に見える症状が出ることもあります。これらの症状は、未破裂動脈瘤が大きくなって、周囲の神経を圧迫して起きると考えられています。

 

 

■ 軽傷であるかも

上の動脈瘤の引用にもある通り、入院前に国家危機管理室の設置を行ってから入院していますので、動脈瘤が破裂したわけではないようですが、治療には時間がかかりそうです。頭痛やめまいの自覚症状があったのでしょう。

 

■ 政変があるのかも

国民の選挙で選ばれた訳ではないので、政変は有るのかも知れませんが、彼の党内の反習氏の洗い出しをもくろんで、策略の入院であるかも知れません。従って、しばらくは、誰も表立った動きはしないでしょう。要するに様子見です。

 

■ 入院が長引けば

病状が事実で、入院が長引き、症状が悪化することが有り得るかも知れません。また、引用分でもあるように無理な政治活動はもう今後出来ないでしょう。再発の可能性もありますから。手術を行うことになれば、再起はむつかしいかもしれませんね。

 

■ 権力闘争

もし今後、彼が重篤になるなら、中国共産党の中で権力闘争が起きるかも知れません。世界中に包囲網を築かれ、四面楚歌状態にあります。新型コロナ査定の豪州の首相の発言に激怒し、石炭の輸入などをした結果、国内の電力不足に陥って、使用制限が国内のあちこちに出ている状況です。

 

また、新コロナウィルスの感染も国内で拡大しているとするうわさもあり、国民の不満は高まっているでしょう。

 

■ 2021年

中国は一体どうなるのでしょうか。政府系企業の相次ぐ破綻やアメリカの更なる制裁で、ほとんど成すすべなく委縮していく経済下で、どのような政策を打ち出すにしろ、民主化以外に道はなさそうです。

 

まあ、アメリカと同様に動乱の一年となりそうですね。