聖護院 京極のブログ

天と地の間に新しいことなし(ことわざ)・・・人間の行動は今も昔も変わってはいない

アリの社会には指導者がいない

 

 

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画像出典:東洋経済オンライン


「アリには指導者がいない」といわれています。

女王アリがいて、それ以外はすべて働きアリで、生まれつきやるべきことは決定されています。つまり、女王アリを擁護し、彼女の産む無数のアリの子を育てる為に、一生を捧げる。そして命を繋いでいく。

 

そのためにだけ働く。

巣に食べ物を運ぶだけでなく、キノコのようなものも栽培したりもします。

 

人間の世界は、太陽を中心に取りまく太陽系の星のように、頂点がありその周りに地球の外の惑星が回っている。だから、階級があるのだなどと言われたりしますね。少し強引ですが、指導者がいない人間の社会って、旨く行かない。いてもしっかりとした人物でなければ、やっぱり上手くいかない。

 

人間の社会がアリのように超高度化?してもやっぱりわたしは厭だ。ごたごたも確かに厭だけど、社会のためにだけ生まれ、社会のために尽くし、そして死ぬ。アリの社会のすべてが、自己犠牲して、世代を繋いでいったとして、一体何が良いだろう?

 

人間の愚かさゆえに自ら滅んだとしても、わたしは人間でいい。