画像出典:HORTI
テレビCMには色んな分野の物が入り交じっていますが、面白いのは、健康食品(健康飲料や錠剤)でしょうか。
■ 〇〇の葉
のこぎり椰子の葉
熊笹の葉
銀杏の葉
イタドリの葉
オリーブの葉
ブルーベリーの葉
など、枚挙にいとまがありません。こうなるとおそらく、どんな植物の葉であっても、健康食品となる気がしますね。
わたしの故郷にもあったこれらの内の幾つかを、記憶を元に書いてみました。
■ 桑の葉
桑の葉は、子供の頃に父が養蚕(ようさん)を一時期やっておりました。そのための母屋より大きい小屋まで立てたほどに利益が出たようです。わたしも桑の葉を採取に付き合ったことがあります。蚕にも与えた記憶が僅かに残っています。
蚕が食べる桑の葉がそれ程健康に良いとはおもいませんでしたが。もし、桑の葉を食べて、うんこが絹になるなら食べてみたい。
桑の実もよく食べました。「赤とんぼ」の中にも「・・・桑の実を小籠に摘んだは まぼろしか」というくだりがあります。また、水泳していてこの実の色に唇がなったら、水から上がって日向(ひなた)に居よ、と学校から指導されたものです。
その時の紫いろの唇の色の事を「ふなめ色」と呼んでいます。わたしたちの一地域の呼称のようですが。
■ 銀杏の葉
銀杏は我が家にはありませんでした。これはお隣にあって、落葉が美しいとは思ったものの、健康食品になるとは、生まれてこの方、夢にも思いませんでした。単に秋に映える黄色に魅力を感じていましたが、落ちた銀杏の臭さに近寄りもしませんでした。
■ イタドリの葉
イタドリの葉は食べませんでしたね。というか、葉が出るまでの柔らかい部分をを皮を剥き塩を付けて食べておりました。酸っぱくて今思い出しても、顎の唾液腺が痛くなる程です。
いわば、竹の子を食べるような具合に似ていて、葉が伸びて成長してからはとても食べられたものではありません。
そのイタドリの葉なら、毎年故郷の村には厭というほどありますが。
最後に薬草で代表的なものも思い出しました。
子供の頃には、ヨモギ餅は、彩が綺麗で春には祖母が作っておりました。ヨモギも薬草の一種なので、昔の人はちゃんと利用法を理解していたのですね。
また、ゲンノショウコやドクダミという薬草は、野山から川べりにまんべんなく生えていて、これを採取して売ると子供の小遣いになったりしました。
また、黄連(おうれん)も日陰に少量しか育たない薬草の根でこれは高値で売れました。
今でも、自生している筈ですが、利用することも無く、売れもせず放置しています。