聖護院 京極のブログ

天と地の間に新しいことなし(ことわざ)・・・人間の行動は今も昔も変わってはいない

普段本を読まない人へ「朗読」のすすめ

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画像出典:渋谷大学

仕事でパソコンの画面を見続けて来たせいか、最近は単行本などの小さめの文字を読むのがとても見辛くもあり、目の疲れも大きい。例えば、小説などを読み始めても、十分も集中して読むと、もういけません。

 

目の周囲が急に暗くなるような錯覚に陥り、読んでいる本の白い紙が、まばゆく感じて一旦は視線を外して休めないと続けることが困難です。若いときは、何時間も読めたものが今ではこのテイタラクです。

 

■ 目薬

こういうときには、目薬をさして、眼球疲労の回復を図ったりします。が、効果は限定的です。目が疲れてくると、視野の端に厚いガラスや氷の断面に見える縦に幾本もの筋が見えたりします。それは、明るいものを見る時には更に激しく、黒っぽいものを見る時には、やや大人しくなるのです。

 

これは、目の病気ではなく、単なる眼球の疲れのようです。

 

■ 朗読

ネットのYouTubで「朗読」を検索しますと、たくさんの文学作品の朗読がリストに上がります。朗読は、経歴豊かなアナウンサーであったり、長い芸歴の芸能人が努めており、その巧みさは小説を更に引き立てることに成功しています。

 

わたしにも、朗読者に好みはありますが、それぞれに個性がある読み上げ方にも、味があって最初は、

『うーん、この人の読み方は嫌だ。声が好きになれない』

などと思ってはいても、聞き慣れて来ると

『この人も味のある読み方をするな』

と思えてきて、読み語りが終わると、なんだかとても清々しい。

 

■ 普段本を読む機会がない人

普段、本を読む機会のない人や、わたしのように眼が疲れるから辛い人には、朗読は朗報の何者でもありません。普段本を読まない人は、ぜひ朗読を聞いてみてください。

 

一つの例として、作家、藤沢周平氏の「泣かない女」を紹介しておきたいと思います。聞き終わると、ほのぼのとした気持ちになれます。藤沢氏の作品は、他にも調べたものだけでも二十は下りません。

 

他の作家の作品も非常に多くあります。

 

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