聖護院 京極のブログ

天と地の間に新しいことなし(ことわざ)・・・人間の行動は今も昔も変わってはいない

カエルの合唱が聞こえない

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画像出典:ことばバンク

 

近くの田のこしらえが例年になく遅れて、毎年来ていたマガモのつがいも、違う田に鞍替えして帰って来なくなりました。寂しく思っていたところ、暫くしてマガモらしい二羽の幼鳥が現れました。

 

二羽と仲良く水草をとっているのに喜んでいましたところ、何時しか姿が見えなくなり、暫くすると、一羽のマガモの雌が現れました。

 

この雌も、滞在したのは二日ほどで、姿を消し居つくマガモは居なくなってしまいました。そうこうするうちに、白いサギらしい鳥が入れ替わりに現れました。こちらは水草などは取らず、専らカエル狙いのようです。この数日の日中には、田の中にいますが、夕方には姿が見えず、どうやら通いなのかも知れません。

 

■ カエルの合唱

例年なら、カエルの合唱で夜、寝られないとの近所の奥様方の苦情も、今年は無く、我が家でもテレビを消して窓を開け、耳を澄ませても殆ど聞かれません。

 

カエルがいなくなったのでしょうか。それとも、カエルが孵(かえ)らなかったのかは定かではありませんが、その田にカエルがいないことは間違いなさそうです。

 

■ マガモのデザート

マガモ水草などの草類が主食ではありますが、カエルがいれば食べます。いわばマガモにとってカエルは人間でいうケーキのようなデザートにあたるようです。カエルはマガモやサギに食べられ尽したのでしょうか。

 

それとも、マガモやサギが怖くて息をひそめて暮らしているのでしょうか。一向に鳴き声が増えません。あのかまびすしい声も聞かれ無くなればなるで、寂しいものでありますが、実に勝手な言い分ではあります。