聖護院 京極のブログ

天と地の間に新しいことなし(ことわざ)・・・人間の行動は今も昔も変わってはいない

続々・五羽のスズメ

画像出典:Canon グローバル



 

既報の「続・五羽のスズメ」の続報です。

これまでのわたしの真剣ではない観察では、次の点に留意しておりました。

 

① 食べ物を確認して突いて食べるのか?

② スズメは、味覚があるのか?

③ 甘い食べ物と甘くはない食べ物、どちらを好むのか?

④ 時間は分かるのか?

でした。

 

■ 結果報告

大した観察ではありませんが結果を報告します。

 

① 食べ物を確認して食べるのか?

 

これについては、道にばら撒いたスズメの餌を食べる様子を見ていますと、餌の傍に同程度の大きさの小石があっても、間違って突くことはありませんでした。ちゃんと、見分けてつついていると言えます。

しかし、食べ物であると即断をどのようにして下しているのかは不明です。何しろ、目まぐるしく首を動かせてあちこちをつつくのを見ると、当てずっぽうにつついている気もしないではありません。

或いは食べ物から発せられる匂いで、見分けているのかも知れませんが、わたしの憶測にすぎません。

 

 

② スズメには味覚があるのか

 

味覚は間違いなくあり、しかも鋭い。撒きえをした時におつまみの「柿の種」の柿の種状のオカキをスズメの口に合うように砕いて、他の餌に混ぜて与えてみました。

他の餌は主にビスケット類やケーキ地の甘いものが殆どでした。

撒きえを見ていますと、スズメは柿の種のオカキは口に含むものの、直ぐに吐き出しました。吐き出したスズメとは別のスズメがそれを口に含んでも、同様にしたことから、ピリッと辛いはスズメの口には合わないということが確認できました。

しかし、全く食べないかと言うと、そうでもありません。他の餌が食べ終わり、まだ飽食とまで行かないという時には、ピリッと辛い柿の種のオカキでも最終的には平らげています。

よって、辛いものは厭だけど食べられない訳ではないという事でした。

 

 

③ 甘い食べ物と甘くない食べ物、どちらを好むか

 

これは、ビスケットやケーキの生地の様な甘いものに混ぜて、食パンの細かな白い部分を細切れにして一緒に撒きえをしてみました。

これは一目瞭然です。

甘いものをまずは食べて、それでも飽食と行かない時は食べるということで、柿の種のオカキと結果としては同じでした。

甘い物には、スズメは目がないと言えます。(わたしもスズメ並みです)

 

 

④ 時間は分かるのか

 

これは、スズメが時間をわかるかどうかは、分かりませんでした。

撒きえを決まった時間に出すと、それを当てにして朝早くから日中において、ずっと近くの木に待機していますので。わたしの行動はスズメたちに監視されている気がします。

 

時間は分かるのかわからないのかは分かりません。