電柱は歩く人を守る
日本の歩車道の無い狭い道路の両端に立つ電柱。
車を運転しているとサイドミラーに当らないかヒヤヒヤする。けれど、その道路を今度は歩いてみると、電柱が歩行者を車から守ってくれているともいえるな、と思わずにはいられない。
もしこれが無かったら、車は電柱がある時よりはスピードを出すだろうし、こんどは歩行者がそんな車にはねられないかと、ヒヤヒヤして歩かねばならないだろうから。
確かに、電柱は災害時の倒壊や美観にはそぐわない。けれど、広い道路や商業ビルの立ち並ぶオフィース街でなければ、あってもいいのかも知れない、と思ったりする。
無論、自転車に乗っていれば、電柱を避ける為に車道にはみ出す必要もある欠点もあるが、自転車もどちらかというと車と同様に歩行者には危険な乗り物だ。