聖護院 京極のブログ

天と地の間に新しいことなし(ことわざ)・・・人間の行動は今も昔も変わってはいない

苛ち(イラチ)な家族

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イメージです

画像出典:plaza rakuten

 

ドライブに家族で出ることは非常に多いのですが、とても気を遣うことがあります。

 

それは、車の運転にあります。誰でも同じであろうかとは思いますが、わたしの場合は、わたしの運転にいちいち、クレームを受けねばならないからであります。その多くがわたしに起因しているのではありますが。

 

 

■ 運転が荒い

決して運転は下手ではありません。自覚症状としては「おれは、運転はうまい」と自負しているところの欠点があります。しかし、多少荒い点があることは否めません。その荒さは、イラチであることから来ているのでしょう。

 

最近は、めっきり減りましたが、二車線の走行車線では右左と縫うような荒い運転も、良く行っておりました。どれほど早くいけるとも思えませんが、走っていれば気が休まるというものですから、わたしの場合。

 

 

■ 道が混むと

道が少しでも混んでいると、

『どこどに、裏道はないかな?』

とか、

『この道を、通らなきゃよかった。あっちの道が正解だった!』

『こっちの道にはいってみようかな?』

 

などと、カーナビを見ながらつい口を衝いてしまう。それが、急に混雑が流れるようになると、

『あ、やっぱあ、こっちの道で正解やった』

などとひとり言。

 

 

■ うるさい!

ここまで黙って聞いていた、助手席の娘が堪忍の緒を切らして、

 

『おっさん。何をごちゃごちゃ言うてんにゃあ?静かに運転できんのかい!』

と怒られる。わたしは、ぶつぶつひとり言を言うことで、運転しているストレスを少しではあるけれども解消しようとしているだけなので、これを静止させられると非常につらい。

 

 

■ 娘も妻も

娘もわたしに注意をするものの、性格はよく似たようなもので、妻もいつかわたしに感化されて、前を行く車がノロノロ運転であると、

 

『前の奴、へたくそやなあ、運転』

『ヤイ、そこどけんかい。へたくそが!』

といえば、妻が

『ドアホー!』

と加勢。

 

 

■ 「よせよ」

こういうわたしのお株をとられる時には、わたしは

『おい、口汚い言い方は止めろよ』

とか

『みっともない』

などと制止に回ってしまうことも最近は多くなりました。

 

わたしは、目的地に早く着きたいばかりでイライラする運転は止めることにしました。つい最近からでありますが。それを、家族が代わりに言い出すと、やっぱり一家のオヤジがちゃんと自覚を持たなければいけないと思う訳です。

 

 

■ もう遅い

しかし、そのように今からなっても遅い。イラチは根底から治療された訳ではないので、何かの拍子にいつでも発症して、相も変わらずとなることでありましょう。

家族にも、染みついてしまっております。

 

望むらくは、せめて嫁入り前の娘は、もう少し上品でいてもらいたい。