聖護院 京極のブログ

天と地の間に新しいことなし(ことわざ)・・・人間の行動は今も昔も変わってはいない

運転中に同乗者に腹が立つこと

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画像出典:映画ナタリー

 

日帰りではあるが、ちょっと遠出になることがあります。そういう時は、遠出の楽しみから出発した頃は家族も気分が高揚して、会話も弾み気勢あがります。

 

そういうには、全行程を運転するわたしは、気分もよく運転し甲斐があります。

 

■ 昼食

目的地までが遠い場合、どこかで昼食を採ることはよくあります。そういう時には走るコースに昼食を採れるロードサイドのファーストフード店などがあるかどうかも勘案して、後に出来るだけずれこまないようにするのも、運転者の気配りかと心得ています。

 

従って昼食は、早めにすることが多い。そうでないと、空腹で運転するとわたしの場合、運転が荒くなると家族からクレームが出るからです。(自覚症状なし)

 

■ 昼食後

昼食後は、暫くうだうだとした会話をして全員気分も上々です。ところが、少し走ると室内が急に静かになります。見ると、助手席の娘はウトウトしており、後部席の妻たちは完全に睡眠に落ちております。

 

■ わたしだけ

わたしだけが、お目目ぱっちりとして、運転することになります。これが、一番腹がたつことですね。だからといって、起こしてしまうのも気の毒ですので、内心は不満がくすぶっていますが、辛抱のしどころです。

 

■ 目的地付近

カーナビが付いているものの、そこに収録されていないような、目的地である場合、助手席にいる人の出番です。しかし、娘は既にスヤスヤしており、首は横に折れてその深さが知れます。

 

仕方なく、

『あれ、間違ったかな』

とか

『ここの辺りの筈なのに』

などと、つい口から出るのを、聞こえていないのか、娘は起きようともしません。あれこれ迷い運転の末、どうにもならず車を止めて、娘を起こし、スマホでの検索を依頼。

 

■ クラーク・ケント

そういう時、わたしは彼女に

『ホンマにあんたは、クラーク・ケントやなあ』

と嫌味を言います。すると、娘はきょとんとして

クラーク・ケントって何?』

 

あ、彼女は、スーパーマンの主人公の変身前の新聞記者の名前を知っておりませんでした。そういう時代に生まれていないからであります。スーパーマンなら、聞いたことはあるに違いないのですが。

 

クラーク・ケントはスーパーマン。変身前の人で、変身すると新聞社にいなくなる。』

『それで?』

『それでって、事件で特ダネなのに、大事な時にはいないってこと』

『ふーん』

 

意味を理解してくれません。お手上げです。