聖護院 京極のブログ

天と地の間に新しいことなし(ことわざ)・・・人間の行動は今も昔も変わってはいない

セッカチな質(たち)

 

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画像出典:psnews

 

わたしのせっかちな性格は、インスタントラーメンに湯を注いで、テーブルに持って行ったら、直ぐに食べ始めることからも知れます。

『お父さん、今湯入れたばかりやろうが?』

とか

『一分と経っていない』

などの指摘は、常に受けるのですが、なに構うことなくまだラーメンの芯が固いのを、ぱりぱりと口の中で音をさせながら食べてしまうものであります。

 

それを家族は、あきれ顔や目の玉が出る程ひん剥いて、見られることは少し痛快であります。

 

しかし、それはわたしのセッカチであることから来ているのであって、そのラーメンを一刻も早く食べたいほど「うまい!」と思っているわけではありません。仕事でも食べ物でも、早く終わらせたいとなぜか思ってしまう「質(たち」なのであります。

 

■ 夕食

夕食であっても殆ど同じで、何かの料理が一品出来る、盛る。わたしが、テーブルに運ぶ。箸を並べる。他にも、まだ作っているのに、わたしは待てない。

 

造る先からわたしの分を食べ始める。彼女が本日の献立のすべてを作り終えて、テーブルに着くころには、わたしの腹の半分以上を食べ終わっているなどと言うことは、日常茶飯事であります。

 

『ホンマに、せわしない人やな。犬じゃないんだから、造り終えるまで待てんのかいな』

 

とよく言われましたが、最近はその言葉でさえ聞かれなくなりましたね。諦めです。「諦念(ていねん)」を会得しましたかね、彼女は。

 

■ 対策

対策は、食卓に早くから着かないことです。あると「待て」が犬並みのわたしには、目の前に食べ物があることがいけないのであって、目の前に仕事が有れば、そのような問題が生じません。

 

従って、妻には

『用意が出来たら、呼んで』

と言って、食卓が整うまでは仕事はしないまでも、ボーとしております。

あ、出来る限りですが。