男の目と女の目
車で家族で出かける時、運転席の横には娘(27歳)、その後部座席に妻が乗ります。わたしは歩いている女性を見ると、後ろ姿は凄くいいけど、どんな顔つきなのかなとかスカートを履いた女性は良いななどと思う程度です。もし綺麗な人だったら、話してみたいとも思います。が、叶うことは無いのでその場限りのはかない思いですぐ忘れます。
一方、娘や妻は歩いている時の女性のファッションに特にきびしい。
『あの女の人、あの上にあの下は無いわー』
とか、
『あれは、ちょっとおかしい』
などと、吟味しその評は辛辣です。
『おかしかったら笑えば』
とわたしは、知らない女性でも庇うのに二人の辛辣な言葉はわたしにも向けられて、以後黙っています。歩いている女性にすれば、
『ほっといて』
であろうかと思います。この世には何でもありです。人に迷惑さえ及ばないなら、多少の風変わりなファッションでもわたしは、文句なく認めます。
もっとも娘や妻が、待ちゆくいい男にどう思っているのかは不明です。
■ 渋滞した車の横を歩く時
話は変わりますが、渋滞した車の進行方向とは逆に、すぐ横の歩道を一人で歩く時、ちょっと嫌な気になりませんか。晴れがましいと思う人もいるでしょうが。渋滞しているので、運転者も同乗者も暇で、ジロジロみられる気がして厭なのです。
しかし、わたしが運転者であってもやっぱりジロジロ見てしまうので、あいこでしょうか。わたしがそういう風に見るのは若い女性だけですが。
もっとも最近は、スマホをいじっている人が増えて来てもいるし、わたしもそのような場面で歩くことも稀なのですが。