例えば夫婦喧嘩をした時、あなたの配偶者は、怒ると相手に当たる(反論する)タイプですか?それとも相手ではなく物に当たる方でしょうか?
わたしは、相手に当たるタイプで、大抵の人が同じであろうかと思います。相手とは、勿論怒ることをさせた当人を指します。関係のない人に当たるいわゆる「八つ当たり」は致しません。それをすると、敵が増えてしまいますので。
■ 妻
妻は、女の人の一般的な「おしゃべりである」の思い込みからいえば、無口です。
その点が、わたしは気にいっています。いつも何かしら言い続けている人であったら、ずいぶんと疲れるだろうなと思うから。彼女の無口な原因は口下手であることから来ています。これは大抵の無口な人に見られる傾向です。
■ 反論が上手く出来ない
従って妻は、わたしとの口論では殆ど反論しません。
その分を、物にあたるのです。例えば、茶碗を割ってしまう、ドアの開け閉めがぞんざいになる。つまり物を乱暴に扱うのです。それが昂じると例えば戸が壊れたり家が傷むのではないかと思ったり、近所からクレームが来るのではないかと心配になる程です。
それで、わたしは妻との口論では、とことん問い詰めたり、理詰めはしません。最後は、わたしにも非があると言うようにしています。妻との口論で勝ったところで、どれ程の手柄があるでしょう。
一歩家を出れば、四方八方は殆ど敵か助けてくれる相手はありません。家族はそれらに対峙していかねば、崩壊とまではいかないものの、その経済、人的損失は大きい。
最近は、しかし妻との口論では殆どわたしはわたしに理があっても、勝とうとは思いません。腹が立つことはありますが。