聖護院 京極のブログ

天と地の間に新しいことなし(ことわざ)・・・人間の行動は今も昔も変わってはいない

雨漏り中

 

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我が家の物ではありませんが、これに近い。もう少しましです。雨が上がり、漏れているところをとりそこねました。


今の住まいを新築で購入して10年目あたりから雨漏りがするようになりました。わたしの建築の仕事柄、原因の見当もつき、ホームセンターで雨水の侵入を防ぐ、コーキングという材料など一式を買って、思い当たる箇所を出来る限りに補修しました。

 

其の後、雨漏りは再発することはありませんでした。

 

■ 昨日の雨漏り

今年の梅雨に入りで、雨漏りが再び発生しています。現在も進行形ですが、雨天につき、対応の取りようがなく、雨上がりを待っているところです。雨漏り箇所が以前と違うので、わたしの補修した個所からではないと思われます。

 

昨日今日の京都は、雨風が強かったせいもあり、外壁のサイディングという板の張り合わせた繋ぎ目たりからの雨漏りであろうと推測していますが、はっきりしたことは分かりません。

 

■ 雨漏りの現状

細い幅で天井の壁際から真下に糸を引くような、5mm幅で間断なく落ちてきていますが、バスタオルを数枚置いておけば、半日くらいは問題が生じません。雨が降り止むと漏水も歩調を合わせて停まるところから、どうやら外部の漏水箇所と建物内部の雨漏り位置とはほとんど同じ位置にあると推察できます。

 

■ 他の場所からは無い

この糸を引くような漏水は、この場所以外にないことも、建物内外で近接していることを伺させます。もし、それぞれが離れている時には、雨漏りは一か所では済まないであろうからです。しかし、天井裏を覗いて見ないと断言はできません。

 

■ 壁際の重いタンス

雨漏りのする近くの壁際には、妻が嫁入りに持って来たいかにも重厚な箪笥が3台並んでおりその重みに柱か梁か、または、両方が数ミリ沈み、外壁のサイディング張りのジョイント部分を押し広げて、そこから雨漏りの原因を作っているように思えます。

 

平たく言えば、目地が本来15mm程度で上から下へ通っているはずが、下では18mm程度に開いていると考えられます。

 

とりあえず、そこを雨天が終息すれば一番に、シリコンコーキングというもので、塞ぎたい。放って置くと、柱は腐り、梁が落ちる可能性もありますので。