聖護院 京極のブログ

天と地の間に新しいことなし(ことわざ)・・・人間の行動は今も昔も変わってはいない

家族

お墓を見ると

画像出典:日比谷花壇 毎年、この時期になると田舎の墓参りに行く。実家の失火ですでの上屋はなく、荒れた田畑が残っているだけである。その一角に墓はある。 わたしと共にある一時期を一緒に過ごした祖母、両親の他に江戸時代初期からの歴代の肉親が眠って…

親は子にとことん馬鹿になれる

画像出典:マネックス 我が子に対しては、親は愚かになる事がある。思慮分別がある人でも、子の愚行に加担したり、弁明したり。世間から批判を浴び、罵られたりすることがたとえ分かっていたとしても、親は子に対して愚かである事が出来る。 何故ならその子…

何時までもあると思うな。

画像出典:hanto 我が子は、結婚するまで親元で暮らしましたし、それは結婚相手も同じでした。一人住まいより、生活は効率的ですし、その分その気になればお金も残せます。親も子が家に20歳台までならいいとも思えるものです。 しかし、我が子が結婚しても頻…

父親と息子、お互いにどう思ってる?

画像出典:ナマニュアル 思い出の中に「父」の場面が実に少ない。それには理由があります。 男同士である父親と息子は互いに苦手相手であるものです。父親も息子への接し方に息子が成長するにつけて迷い苦慮するものです。そしてその結論として、互いに無関…

おカネがない

画像出典:筆子journal わたしが子供の頃はかなりの貧乏で、いつも「おカネがない」と母は嘆いていました。それは殆ど口癖のようでもありましたが、事実としてもおカネはなかったのです。母は体が弱く、家事ですら満足に出来ませんでした。我が家は専…

他人事ながら、、、

画像出典:エキサイトブログ画像と本文とは関係ありません 我が家の前の道を挟んで目前に隣家がある。 夫婦に男性二人の子がいる。兄は車とバイクを乗り回しているが、働いている様子がない。いや、働いているのかも知れない。ただ、昼間でもいることがよく…

子が去った後の夫婦

画像出典:DAIM 娘が結婚して家を出てからは、妻との会話はめっきりと少なくなった。妻は元々女性としては無口な方ではある。それも話すひとによるかだけかもしれないが。というのも、わたしの趣味に彼女は無関心だし、彼女のそれにもわたしは惹かれるも…

介護を見放された人

画像出典:みんなの介護 わたしが高校生の頃、わたしの住む京都の片田舎の話。それは、話好きの母が近所の人達から仕入れて来た話であった。 村は50戸に満たなかったろう。 その村のある家に住む老人が介護が必要となった。 老人の介護の度合いが、重くなっ…

初夏には家を出て行く娘

画像出典:itmedia 我が家は三人家族で、子は女の子ひとりのみ。もうすぐ結婚して家を出て行く。この子が家を出て、普通の生活をするのは初めての事になる。それまで、親を召使の様に?甘えていた反動はきっと大きいだろう。 何もかも自分と夫でしなければな…

男の目と女の目

画像出典:123RF 車で家族で出かける時、運転席の横には娘(27歳)、その後部座席に妻が乗ります。わたしは歩いている女性を見ると、後ろ姿は凄くいいけど、どんな顔つきなのかなとかスカートを履いた女性は良いななどと思う程度です。もし綺麗な人だったら…

貧乏が染みついた人生

画像出典:二字熟語辞典 わたしの子供の頃の家庭は貧乏に箔が付く程でありました。 父も母も体が弱く月の殆どがあまり稼げなかったからです。当然、わたし達兄弟は欲しい物があっても残念するのは致し方のないことでした。服は親戚の同年代の古着でしたし、…

胸焼けには炭酸

我が家の常備薬「炭酸」画像出典:井上清助商店 わたしの父は、芋などを食べると、しきりに『胸が焼ける』と言っておりました。わたしは、子供ながらにその言葉を理解しようとしていましたが、相当な大人になるまで知らず仕舞いでした。が、それは、腸は弱い…

「カワイイ」に困惑

画像出典:origami.jp 妻と娘が食料品以外の買い物に行った時、わたしは二人の背中越しに二人が品物を物色するのを見る。そして二人の片方が 『これ、可愛いな』 と言えば 『ホンマやなあ、カワイイな』 と相槌を打つ。 わたしは、それを見ていて 「どこがカ…

寝言に「ねむい」

画像出典:日本文化研究ブログ どこかのネットで見た記事でしたが、詳細は失念しました。 そこにはこんな書き込みがありました。 『わたしの妹は、寝言に「ねむい」といいます・・・』 僅かに覚えている部分はこれだけで、その記事を読んだ時、わたしは声を…

結婚生活の継続には妥協と殆どの諦めにある

結婚は、互いの生まれも育ちも教育もその他あらゆる環境も違う者同士の生活である。 その二人が、一緒に暮らして行くには、本来無理があるというものである。うまく行くという方が不思議なくらいと言っていい。 ■ 暮らしていくと 一緒に暮らしていくうちに、…

若年認知症

画像出典:フランスベッド 昨日夕方のテレビを何気なく見ていますと、「若年性認知症」の報道番組が放送されていました。働き盛りの男性二人の例を挙げてその事例を紹介しておりました。若年認知症とは、65歳以下の人がかかる認知症の事を言います。 このテ…

生きているのが花

画像出典:皺を刻もう 題名は失念しました。詩人田村隆一氏のある作品の一部分にこんなのがあります。 「生きているのが花 そう言ったお前 お前はあっちを向いたままだ」 覚えているのは、たったこれだけ。 また多分、前にも後にも、もっと長かった気がする…

スマホとパソコン

画像出典:ライフハッカー ツイッターなどを見ていますと、スマホは得意だけど、パソコンは苦手だ、という人が相当な数で見かけます。確かに、わたしの娘などもその口です。 しかし、仕事となるとやはりスマホで済むことは多くなく、パソコンへのスキルは絶…

外出時の食事

画像出典:ダイヤモンドオンライン 休日に車でどこかに家族で出かけると、昼食が外食となることが我が家では殆どである。 その場合は、回る寿司店、ラーメン、ハンバーガーやうどん、あるいは牛丼、更には格安洋食店などの大手チェーン店とほぼ決まっている…

子供を知りたければその友を見よ

画像出典:kakijun 成長するにつれ、子供は親の理解から段々と外れて行くようになるものです。それは、わたしであっても同じ事でしたし、親となっても同じでした。即ちいつの時代にあっても、親は子の気持ちを半分ほども理解出来ないものです。 しかし、それ…

いい夫婦とは

画像出典:ロケットNEWS 夫婦で暮らすということは、相手の性格や人格に妥協して生活するということにほかなりません。しかし、互いに結婚するまでは、およそ別世界のような暮らしをしており、家族との生活習慣もまるで違います。 このような二人が、結婚し…

隣家の盛衰と

画像出典:日本建総イメージです わたしの故郷の隣家は村一番の素封家でした。わたしが幼いころから、何かにつけてお金には圧倒的に優越していて、当時の我が家は、その権勢に半ば恐れ半ば嫉みを持ち続けていました。そして、それはわたしが社会に出て働き始…

買い物待ち難民と飼い犬

画像出典:日立市 妻子の買い物にショッピングモールに出かけることがあります。 わたしはそこへは運転者としての値打ちしかない。そこに行っても、わたしには欲しいものは殆どない。辛うじて見るのは、そこにテナントとして入居している大型の書店や家電量…

眉毛を染める

画像出典:モノシル いつの頃からか、眉毛に白いものが混じるようになり、次第にその度合いは増してきました。それと同時に、どうしても自身が「年寄臭(くさ)い」と思えて腹立たしくなり対策を熟考して染めることを決意しました。女性は眉を描くということ…

我が禿げ頭

極北のツンドラ地帯画像出典:4travel.jp わたしの頭は歳にはふさわしくなく?殺風景です。 或いはそれを人は、「ツンドラ頭(あたま)」とか「なかなか禿げている」と呼ぶこともあります。その呼称はわたしにとって多少の抵抗感はあるが、おおむね妥当です…

子供が家に入れて呉れるお金

画像出典:ニューズウィーク わたしが働くようになって、親に仕送りしたお金が、そっくりわたしのために貯金されていた。わたしは、それを知って初めてわたしは、親の苦節を助けていてやっているという、思い上がりをへし折られた思いがしました。 わたしは…

「皆が持っている」に親は弱い

画像出典:メリラボ 自分が人の親となった時、子が成長するにつれて、他人との比較をするようになるのは、自然なことです。物をふんだんに買って貰える子もいれば、殆ど買って貰えない子もいます。 今のわたしなら、何でも買って貰えない子の方が、子の将来…

ブランド品にこだわらない

画像出典:買取王子 車とか服装やそれに伴うバッグ、時計など高級品はいくらでもあります。ピンからキリまであります。 わたしの子や妻、あるいは友人や親類などの中にも、高級品を持ちたがります。フランスやアメリカ、イタリアなど有名ブランドが安いと思…

物忘れー度忘れかボケか

画像出典:RIFLE介護 認知症は年々増加傾向にあり、2025年には65歳以上の人で5人に1人と予測されています。そしてその病気に妻やわたしが掛からないとも限りません。わたしの弟の妻の弟は40歳代初めに若年認知症となりました。 また、妻のトールペイン…

田舎の暮らし

画像出典:ミンカラ 田舎出身のわたしは、田舎暮らしの良さも知っていますが、田舎特有の我慢出来ないことがある事も知っています。田舎は、街中に比べればそれほどの密集した住まいがある訳ではないし、軒を競い甍を争うような風にも見えず、遠目に見るとど…