一年が過ぎるのは、速いと感ずる。早いより速い。
そしてまた、速いというよりせわしない、という方が適切かもしれない。
それらの理由が何から生じているのかを深く考えた事は無かったが、その答えの一つをスーパーで見つけた。
昨日スーパーに行くと、クリスマスケーキの予約受付や至るところに飾り付けがあった。この飾りつけは、もう10日以上も前に見ていたものだ。
その上、既に新年の為のしめ縄が並べられていた。
『まだ、早かあないか?』
と、口をついてひとり言が出てしまった。
そして、正月の三が日が過ぎると、即座に節分のセールが始まる。その次は節句という訳だ。それらを見ると、何かせわしない気になる。
その他にも、一年を気忙(きぜわ)しくするものに、公共料金、税金の支払いがあり、その上、親戚、友人などのお祝いへの出費もある。それらのへの心理的な負担が月日の経つのを速いと感じさせるに追い打ちをかけて来る気がするのであろかとおもう。
こうやって、何かに急(せ)かされていつの間にか、いい歳になってしまう。気が付いたらオッサン以上になっていた、、、
しかし、それでもいいのかも知れない。