聖護院 京極のブログ

天と地の間に新しいことなし(ことわざ)・・・人間の行動は今も昔も変わってはいない

人生は出会いで決まる気がする

画像出典:日々urara

望む望まないに関わらず、人の人生は思いも掛けない方向に向かってしまうものであります。

どのような道を望みそれを目指しても、自分の持っている才能の限界、努力、運不運、社会情勢、人との出会い、金銭そして健康などがその要因で、それによって想いも掛けない方向に逸れてしまう。その原因のどれもが同じだけ影響を与えて来る訳では勿論ないのですが、そのどれかが肥大すると、それに絡まる幾つかの上示した事柄も肥大してくるきがします。

 

そのうちでも良い方向に進むことになる事などは、ほんの僅かです。大抵が暗転する。我々がよくマスコミに取り上げられたり、ネットで知ったりする人は、その人が余りにも特例的に成功したからに他なりません。特異に成功した例であるのです。

 

その人たちの成功の道筋を調べ上げたり、公聴したりしても殆どが参考にならないのは従って自明です。その人と同じ道をトレースするようには生きられないと言うことです。

 

わたしは、

⇒女性社員が多いという理由で繊維会社に就職 

⇒暇つぶしに夜間のインダスリーデザイン学校へ

⇒失恋して西日本ヒッチハイクのたびへ(数か月)

⇒建築デザインの学校に転学

⇒建築デザイン夜間の建築の大学へ

⇒卒業後、建築設計事務所4つを転職 

⇒建築現場派遣会社へ 

⇒大手ゼネコンの現場へ 

⇒工事の長を通して直接契約(個人事業主

⇒以後工事の長に金魚のフンの様に様々な現場をついて回るほか、他の大手ゼネコンへのも。

 

繊維会社入社から個人事業主になるまで、凡そ10年が経過していました。

 

この間のわたしは、自分が本当に建築設計をしたいと思って進んで来たというより、食うためには経験を活かす道をとるしかなかった気がします。また、その道中で出会った人によって大いに思いの外に逸れてしまうとも言えます。

本当は違う道があり得たかも知れないとずっと思っていました。が、今は天職だと思える。