わたしも妻も生まれと育ちは決して裕福ではなかったので、物を長く大切にする気持ちに変わりはありません。また、買った物、貰った物が古くなったり、型落ちになっても、それを躊躇なく捨てることも出来ません。
それは、置いて置けばいつかまた役に立つことがある、そういう日がきっと来るのではないかと思ってしまうからです。
要約すれば、捨てるのが勿体ない、なのです。
その気持ちは、夫婦で同じではあります。
が、妻は捨てられないのと同時に、新しく買うことも多いのです。それは、まあいいのですが、結局二十歳台の服で埋まったタンスに買った物が納まらないということから、そこらじゅうにの野積みのようになっているのです。
半面、わたしはそもそも男である事もあり、衣類に関しては殆ど季節用や冠婚葬祭の時のいるが数着ある程度で、十分なのです。従って衣類に関しては捨てる必要な物はないです。
妻の勿体ないは分からないでもないのですが、若い頃のものは思い切って処分して貰えたら、もう少し我が家が広くなるとおもう。それを時には半分嫌味に言っても馬耳東風であれば、わたしは諦めるしかないのかも。