聖護院 京極のブログ

天と地の間に新しいことなし(ことわざ)・・・人間の行動は今も昔も変わってはいない

思い出

故郷に錦を飾ることもなく

画像出典:studyz 「故郷に錦を飾る」や「故郷へ錦を飾る」は一字違いですが、同じ意味あいです。 これらは、出世して故郷に帰ることを意味します。 わたしは、恐らく「故郷に錦を飾る」事は出来ないでしょう。しかし、その前に故郷は衰退しそのものも荒れ…

「すーうどん」

画像出典:クックパッド「素うどん」 田舎の高校に通っていたわたしは、小遣いと言えば山菜を取って来てそれを業者に買って貰う位の事しか稼げませんでした。アルバイトというものが、需要がないので出来なかったのです。 高校へは、バイクで通学しておりま…

アルバムの中の彼女

画像出典:いらすとや 今わたしの手元に薄い中学時代の卒業アルバムがある。それを開くと懐かしい。わたしにもこんな時代があったのだ、という思いが、それはしかし帰ることのない過去の事であるという二つの事実とが入り乱れて胸が押さえ付けられたような息…

「宴もたけなわではございますが」

画像出典:毎日新聞 コロナウィルスが流行る前には、建築の関係の仕事をしているわたしは、出入りの建設現場での忘年会に招かれることはしばしばでした。それが嫌いではない私なので、 『喜んで参加させていただきます』 と答えることにしていました。非情(…

五山の送り火とお盆

画像出典:ワールドコーヒー 昨日2022年8月16日は、京都では五山の送り火が行われました。8時点火の30分ほど前には、急な激しい雷雨がありましたが、点火の時刻前には止み、予定通りに行われました。 五山の送り火は、相当な十数キロ先からもはっきり確認で…

給料袋があった頃

画像出典:アゴラ お札(さつ)は、常に15枚しか月初めに引き出しません。それでは生活は出来ないではないか?と思われるかも知れない。 勿論、その15万円でひと月が生活費が賄えているわけではありません。 即ち、その他は銀行引き落としで済ませているので…

休日は何をされていますか、と女性は問うた

画像出典:カラパイア画像は史上最悪のマスクと言われるもの で、当ブログにかなり関係が深い わたしは、建築畑を歩み続けてきました。 力のいる仕事では務まらない程の体力なので、建築業界に入る前から設計や管理の畑を歩いて行こうと決めていました。大病…

最近の恋愛ってどう?

画像出典:oggi.jp 好きでならない人ではあるが、想いは伝わらることなく片恋のままに終わってしまった。あるいは、相思相愛なれども一緒には成れない社会上制度や家柄、あるいは経済格差による壁があるというようなことは、わたしの若い頃にはごく普通に存…

生きているのが花

画像出典:皺を刻もう 題名は失念しました。詩人田村隆一氏のある作品の一部分にこんなのがあります。 「生きているのが花 そう言ったお前 お前はあっちを向いたままだ」 覚えているのは、たったこれだけ。 また多分、前にも後にも、もっと長かった気がする…

神がかりな発言

画像出典:@SAKUちゃん 世の中には、神がかり的な発言や行動で人を恐れさせたり盲信させたりすることが出来る人がいます。四柱推命とか手相とか占星とかの占いもその一つですね。 わたしの知る人の中にはそういう事が可能な人が、これまで一人だけいました…

エロ映画館

画像出典:まいどな話 二十歳を過ぎた頃のわたしは、童顔の美少年でした(たぶん)。そして、熱い血潮のたぎる夢多き(たぶん)青年でもありました。また、社会勉強には人一倍熱心であったことから、大変頻繁に、エロ映画に通うことが一時期にありました。 …

隣家の盛衰と

画像出典:日本建総イメージです わたしの故郷の隣家は村一番の素封家でした。わたしが幼いころから、何かにつけてお金には圧倒的に優越していて、当時の我が家は、その権勢に半ば恐れ半ば嫉みを持ち続けていました。そして、それはわたしが社会に出て働き始…

老人があまり笑わない理由の一つ

画像出典:朝日新聞デジタル 時々テレビに老人ホームの日常の生活の様子やお笑い系の若手芸人が、慰問に訪れるなどの場面を見かける事があります。 そして、その場の老人たちのホームでの暮らしぶりを知る事ができる、数少ない時間でもあります。ホームでの…

三十年ぶりに合う旧友

画像出典:国語辞典オンライン 過日、30年振りに過去に勤務していた会社の当時の同期入社の一人から電話がありました。その声を聴いた時直ぐに、その同期が誰であるかが分かりました。同期の中で一番仲がよかったから。 わたしは、僅か入社三年で退社して、…

足摺岬(あしずりみさき)

画像出典:出典先を忘却しました 四国にはわたしが20歳代半ば頃に、レンタカーで旅をした記憶がある。何故、四国を選んだのか、と問われれば田宮虎彦氏の小説を読んで、尋ねてみたい岬が高知県にあったから。 ■ その小説の名は その小説の名は「足摺岬(あし…

仏(ほとけ)様のことば

仏様のことば 画像出典:活動小天使 無学であった母は、他所(よそ)の家の豊からしい生活をうらやむことが多かった。しかし、最後まで貧しくて、満たされることのないままこの世を去りました。 福沢諭吉の「七つの訓」の一つに「世の中で一番みにくい事は、…

満天の星空と蛍狩り

画像出典:じゃらん 家族で遠出をする機会がありました。8月に入ってからの事です。道が混むのを恐れて、早めに出発としました。早めといっても午前3時前の事でした。夜が明けるには、少し間があります。 ■ 田舎道 田舎道に差し掛かったのは40分くらいした頃…

男色(だんしょく)について

画像出典:Amazon 男色(だんしょく又はなんしょく)は男性の同性愛者の事です。が、幸いと言うべきでしょう、わたしは該当しません。しかし、有名作家がある特殊な環境にあった時、一度その可能性を試みても良いような事があったとそのエッセイで告白…

ボクシング

画像出典:BS TBS スポーツの中で、最も過酷なものは「ボクシング」です。日本風にいうと「拳闘」ですね。相手と拳で殴り合いで勝ち負けを決めます。ルールがあり、レフリーもいますので、喧嘩になることはありませんが、それに近い出来事はたまにあり…

自然災害 裏山

画像出典:ロイター 熱海の豪雨災害のような雨による災害は、日本だけでは無いようですね。 となりの国である韓国や中国でも大きな被害が出ていますし、ドイツ周辺国でも大きな洪水被害が出ています。 欧州は、土地がなだらかな国が多いので、一旦洪水になる…

我谷は緑なり

画像出典:丹波町 「我谷は緑なりき」という題名の映画を、相当な以前に見たことがあります。名作ばかり三本千円で金曜日と土曜日に毎週上映され、ほぼ欠かさず見に行っておりました。この映画もそのうちに一本で、殆どの内容は忘れました。 ただ、白黒映画…

「おっちゃん」と呼ばれた日

画像出典:ニュースサイトしらべえ 若い人、子供ではなく成人の特に女性から 『おっちゃん』 と呼ばれてもそう気分を害せず受け入れられる、あるいはその衝撃に堪えること出来る歳は幾つくらいでしょうか。 ■ 例えば 例えば、わたし。わたしは、独身で27歳の…

交通取り締まり

転校生の彼女の小さい時のイメージはこんな風だった気がします 高校生時代に、弟のクラスに女子転校生が入ることがありました。父親は交番勤めの警察官で、どこからか我が町に転勤で来たようでした。彼女は少し色黒ではありましたが、笑うと目が垂れて男性な…

看護婦のはるみちゃん

画像出典:123RF はるみちゃんは、わたしが中学二年生の時、病気で入院していた病院で働いていた看護婦(看護師と今は呼びます)さん。白いナースキャップを被り、色白で背のスラっと高い、少し腫れぼったい面長な顔立ちの、美しい人でした。 目が切れ…

子供の頃の村の映画会

公民館のイメージです。記事そのものとは関係ありません 画像出典:mihoshi55 わたしたちの村に年に一度は映画会が開かれることが、子供の頃にはありました。それは、盆も終わり頃のことで、娯楽のない村にあって、わたしたちの大変な喜びの一つでした。無論…

貧すれば鈍す(貧乏は人を愚かにする)

画像出典:osumai-soudan 「貧すれば鈍す」とは「貧乏をすると、たとえ賢い人でも愚かになってしまう」という意味です。確かにそういう事はありますね。 昔、名をはせたスポーツ選手、俳優などでも時々記事になります。そういう有名人でなくても、犯罪ニュー…

紀州の和尚(おしょう)

画像出典:くらしのマーケット ある暖かい春の日、縁側に腰を下ろしていますと、わたしの家に向かって一人のみすぼらしい姿の坊さんが歩いて来るのを見つけました。歳の頃は60歳代後半。薄汚れた着物に髭が伸び放題。頭はどうだったか記憶が残っていませんが…

ふりかけ

画像出典:丸美屋 わたしは、今でも家族と買い物に出ると、「ふりかけ」がある棚の前で、時々、ある感慨に浸る。弁当のご飯の上に掛けられたり、小分けになってそれに添えられているあの「ふりかけ」です。 それは、わたしが望んで得ることが叶わなかった、…

誰(たれ)か故郷を思わざる

画像出典:song21century 「誰か故郷を思わざる」は日本国内では題名が難解でヒットしないだろうということで、戦地に送られて二次世界大戦の戦地で大ヒットした曲です。 「だれが故郷を思わないことがあるだろうか。いや思うに違いないのだ」という風に反語…

村一番の素封家の終焉

イメージです 画像出典:Japaneseclass 先週の日曜日、外出している時に弟から携帯電話がありました。 弟は、開口一番、わたしの実家があった田舎の隣家の一人住まいの男性が死去し葬式も済ませているとの情報を息を切らして告げました。 ■ 村一の素封家(そ…