聖護院 京極のブログ

天と地の間に新しいことなし(ことわざ)・・・人間の行動は今も昔も変わってはいない

思い出

鼻毛

画像出典:五本木クリニック 鼻毛の処理は男女を問わず、面倒なものではある。が、さりとて放って置くことも出来ない。自身の細い鼻毛が鼻辺りをしきりにくすぐったりする。そこで、鼻毛を鼻孔の中に追いやるように、しかし、いかにも鼻毛が気になるというの…

カネを稼ぐ人はカネも使う

中古車販売の大手が炎上している。どこの中古車会社も、その辺は多少の違いはあっても大筋では経営方針に違いはない気がする。何故なら、そこまでしないと生き残れないし、大きくなれないから。 この業界の事は全くの門外漢だから、車の値段の妥当性や車検代…

恩師の好きだった歌

画像出典:世界の民謡・童謡 やや季節外れの感もある歌をネットで聞いて、ふと小学生時代の恩師を思い出すことが、最近にあった。もう恐ろしく古い話である。 わたし達、田舎の小学校はどの学年も二クラスで、5年生の担任はこの恩師であった。 恩師は、音楽…

仲間外れは鳥だって辛い!?

画像出典:ペットベディア 子供の頃、実家が300羽程の養鶏をしていた。村の多くの家が挙(こぞ)って始めた内の一軒だった。「儲かるらしい」と噂が流れた。それが始めるきっかけだったが、殆ど儲からなかった。 広い鶏舎は外壁の殆どが金網で囲われていて、…

「違う生き方があったかも知れない」という想い

画像出典:mapナビ 生きて来し方を振り返る時、自分にはもっと違った生き方があったのではないか、と思うことは誰にでもあると思う。例えば、あの二つに一つの岐路で、もう一つを選んでいたなら、今よりきっと充実した人生が送ることが出来たのではないだ…

愛しても愛しても他人(ひと)の妻

画像出典:四季彩写真館 わたしが独身の頃、あるサークルに入っていて、そこへ美人の人妻が加入してきた。わたしより数年は若かった。色白で背が高くうりざね顔の美人だった。 その人妻にわたしは惹かれた。 その気持ちが分かったか、そのわたしを見て、同サ…

和服の左前は何故ダメなのか

画像出典:京都きものレンタル 引き違い戸の前に立つとき、右手方向にある戸は常に手前側にあります。また、和服を着た人の正面に立った時も和服の重ねは向かって右側が手前(上に)に来るように着ます。 これは日本でのしきたりであり、常識です。 逆にする…

貧乏が染みついた人生

画像出典:二字熟語辞典 わたしの子供の頃の家庭は貧乏に箔が付く程でありました。 父も母も体が弱く月の殆どがあまり稼げなかったからです。当然、わたし達兄弟は欲しい物があっても残念するのは致し方のないことでした。服は親戚の同年代の古着でしたし、…

胸焼けには炭酸

我が家の常備薬「炭酸」画像出典:井上清助商店 わたしの父は、芋などを食べると、しきりに『胸が焼ける』と言っておりました。わたしは、子供ながらにその言葉を理解しようとしていましたが、相当な大人になるまで知らず仕舞いでした。が、それは、腸は弱い…

故郷に錦を飾ることもなく

画像出典:studyz 「故郷に錦を飾る」や「故郷へ錦を飾る」は一字違いですが、同じ意味あいです。 これらは、出世して故郷に帰ることを意味します。 わたしは、恐らく「故郷に錦を飾る」事は出来ないでしょう。しかし、その前に故郷は衰退しそのものも荒れ…

「すーうどん」

画像出典:クックパッド「素うどん」 田舎の高校に通っていたわたしは、小遣いと言えば山菜を取って来てそれを業者に買って貰う位の事しか稼げませんでした。アルバイトというものが、需要がないので出来なかったのです。 高校へは、バイクで通学しておりま…

アルバムの中の彼女

画像出典:いらすとや 今わたしの手元に薄い中学時代の卒業アルバムがある。それを開くと懐かしい。わたしにもこんな時代があったのだ、という思いが、それはしかし帰ることのない過去の事であるという二つの事実とが入り乱れて胸が押さえ付けられたような息…

「宴もたけなわではございますが」

画像出典:毎日新聞 コロナウィルスが流行る前には、建築の関係の仕事をしているわたしは、出入りの建設現場での忘年会に招かれることはしばしばでした。それが嫌いではない私なので、 『喜んで参加させていただきます』 と答えることにしていました。非情(…

五山の送り火とお盆

画像出典:ワールドコーヒー 昨日2022年8月16日は、京都では五山の送り火が行われました。8時点火の30分ほど前には、急な激しい雷雨がありましたが、点火の時刻前には止み、予定通りに行われました。 五山の送り火は、相当な十数キロ先からもはっきり確認で…

給料袋があった頃

画像出典:アゴラ お札(さつ)は、常に15枚しか月初めに引き出しません。それでは生活は出来ないではないか?と思われるかも知れない。 勿論、その15万円でひと月が生活費が賄えているわけではありません。 即ち、その他は銀行引き落としで済ませているので…

休日は何をされていますか、と女性は問うた

画像出典:カラパイア画像は史上最悪のマスクと言われるもの で、当ブログにかなり関係が深い わたしは、建築畑を歩み続けてきました。 力のいる仕事では務まらない程の体力なので、建築業界に入る前から設計や管理の畑を歩いて行こうと決めていました。大病…

最近の恋愛ってどう?

画像出典:oggi.jp 好きでならない人ではあるが、想いは伝わらることなく片恋のままに終わってしまった。あるいは、相思相愛なれども一緒には成れない社会上制度や家柄、あるいは経済格差による壁があるというようなことは、わたしの若い頃にはごく普通に存…

生きているのが花

画像出典:皺を刻もう 題名は失念しました。詩人田村隆一氏のある作品の一部分にこんなのがあります。 「生きているのが花 そう言ったお前 お前はあっちを向いたままだ」 覚えているのは、たったこれだけ。 また多分、前にも後にも、もっと長かった気がする…

神がかりな発言

画像出典:@SAKUちゃん 世の中には、神がかり的な発言や行動で人を恐れさせたり盲信させたりすることが出来る人がいます。四柱推命とか手相とか占星とかの占いもその一つですね。 わたしの知る人の中にはそういう事が可能な人が、これまで一人だけいました…

エロ映画館

画像出典:まいどな話 二十歳を過ぎた頃のわたしは、童顔の美少年でした(たぶん)。そして、熱い血潮のたぎる夢多き(たぶん)青年でもありました。また、社会勉強には人一倍熱心であったことから、大変頻繁に、エロ映画に通うことが一時期にありました。 …

隣家の盛衰と

画像出典:日本建総イメージです わたしの故郷の隣家は村一番の素封家でした。わたしが幼いころから、何かにつけてお金には圧倒的に優越していて、当時の我が家は、その権勢に半ば恐れ半ば嫉みを持ち続けていました。そして、それはわたしが社会に出て働き始…

老人があまり笑わない理由の一つ

画像出典:朝日新聞デジタル 時々テレビに老人ホームの日常の生活の様子やお笑い系の若手芸人が、慰問に訪れるなどの場面を見かける事があります。 そして、その場の老人たちのホームでの暮らしぶりを知る事ができる、数少ない時間でもあります。ホームでの…

三十年ぶりに合う旧友

画像出典:国語辞典オンライン 過日、30年振りに過去に勤務していた会社の当時の同期入社の一人から電話がありました。その声を聴いた時直ぐに、その同期が誰であるかが分かりました。同期の中で一番仲がよかったから。 わたしは、僅か入社三年で退社して、…

足摺岬(あしずりみさき)

画像出典:出典先を忘却しました 四国にはわたしが20歳代半ば頃に、レンタカーで旅をした記憶がある。何故、四国を選んだのか、と問われれば田宮虎彦氏の小説を読んで、尋ねてみたい岬が高知県にあったから。 ■ その小説の名は その小説の名は「足摺岬(あし…

仏(ほとけ)様のことば

仏様のことば 画像出典:活動小天使 無学であった母は、他所(よそ)の家の豊からしい生活をうらやむことが多かった。しかし、最後まで貧しくて、満たされることのないままこの世を去りました。 福沢諭吉の「七つの訓」の一つに「世の中で一番みにくい事は、…

満天の星空と蛍狩り

画像出典:じゃらん 家族で遠出をする機会がありました。8月に入ってからの事です。道が混むのを恐れて、早めに出発としました。早めといっても午前3時前の事でした。夜が明けるには、少し間があります。 ■ 田舎道 田舎道に差し掛かったのは40分くらいした頃…

男色(だんしょく)について

画像出典:Amazon 男色(だんしょく又はなんしょく)は男性の同性愛者の事です。が、幸いと言うべきでしょう、わたしは該当しません。しかし、有名作家がある特殊な環境にあった時、一度その可能性を試みても良いような事があったとそのエッセイで告白…

ボクシング

画像出典:BS TBS スポーツの中で、最も過酷なものは「ボクシング」です。日本風にいうと「拳闘」ですね。相手と拳で殴り合いで勝ち負けを決めます。ルールがあり、レフリーもいますので、喧嘩になることはありませんが、それに近い出来事はたまにあり…

自然災害 裏山

画像出典:ロイター 熱海の豪雨災害のような雨による災害は、日本だけでは無いようですね。 となりの国である韓国や中国でも大きな被害が出ていますし、ドイツ周辺国でも大きな洪水被害が出ています。 欧州は、土地がなだらかな国が多いので、一旦洪水になる…

我谷は緑なり

画像出典:丹波町 「我谷は緑なりき」という題名の映画を、相当な以前に見たことがあります。名作ばかり三本千円で金曜日と土曜日に毎週上映され、ほぼ欠かさず見に行っておりました。この映画もそのうちに一本で、殆どの内容は忘れました。 ただ、白黒映画…